荒川区リーグ 第二節
開成OB
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2
1 1st 2
1 2nd 0
2
UNITED

GK
DF
DF
DF
MF
MF
MF
MF
FW
FW
FW
吉川 貴啓
三井 賀貴
松多 誠也
中嶋 光太
宮本 寛之
山口 慧
草川 雄介
吉村 一平
濱田 啓一
方宇 慶蒼
渡邉 飛雄
渡邉 飛雄
吉村 一平
中嶋 光太 ⇒ 鶴谷 悠平
昨年度の荒川区社会人リーグ2部を圧倒的な実力差で優勝し今年度1部に上がってきたUNは全員が20代ではないかと思われ、個々の技術も高く攻守にバランスの取れたチームであった。また、猛暑の中での試合であったので交代要員が1人しかいない開成と3〜4人いるUNとでは運動量に差が出て来る可能性も高かった。そういう相手に対して開成は力のあるチームに対して採用している守りを固めた上で高い位置でのボール奪取からのカウンターを狙うフォーメーションで対応した。前半12分、狙い通りUNのBKに対してプレッシャーを掛け相手陣内左サイドでボールを奪ってからのクロスをFW方宇が放ったシュートは左ポストを外れ先取点を逃がした。しかし14分、また相手陣内左サイドでボールを奪った後、FW渡辺が抜け出してから放ったシュートがGKのニアサイドを抜けて先制点となった。15分過ぎの給水後、UNはメンバー交代(交代はアイスホッケー方式というレギュレーション)を行い、スピードのある右サイドに開いているFWにボールを集めた。守備の時には5バック気味にする開成の左SB宮本とUNの24とのマンツーマンは外から観ていてもなかなかの見ものだった。UNはサイド攻撃と共に中央で細かくボールを繋ぐサッカーも上手く、20分、29分と続けざまに中央を割られ失点し前半を1:2トリードされて終わった。開成は後半開始から唯一の交代メンバーを出し、両サイドのスペースから攻勢を掛けCKからの得点も狙う。後半5分、開成はMF草川の左CKからの折り返しをファーポスト付近でボレーシュートしたがバーを越えた。以降、両チームの意地と意地がぶつかり合う好試合を展開、個々のボールの奪い合いも非常に激しく選手同士が熱くなりレフリーが割って入る場面も目立った。20分過ぎから、開成の攻勢が続くと何度かFKやCKが続く中、28分に粘りの同点シュートが入った。右CKからニアでスラしたボールがゴール前で混戦になり、最後はFW方宇が押し込んで2:2の同点に追い付いた。ゲームはそのまま同点で終了したが、猛暑で日傘を差して観戦していた私、中村も暑さを忘れてサイドラインから声を掛けていたナイスゲームだった。
(文:中村会長)
