荒川区リーグ 第二節
開成OB
1
1 1st 0
0 2nd 0
0
荒川区役所
GK
DF
DF
DF
DF
MF
MF
MF
FW
FW
FW
田 鍾寛
近藤 雄介
山口 慧
江連 豪
中太 慎吾
方宇 慶蒼
須藤 魁士
草川 雄介
吉村 一平
篠原 福助
渡邉 飛雄
篠原 福助
吉村 一平 ⇒ 鶴谷 悠平
渡邉 飛雄 ⇒ 片岡 孝介
方宇 慶蒼 ⇒ 穐山 直宏
江連 豪 ⇒ 三井 賀貴
篠原 福助 ⇒ 坂田 陽奎
OBチーム(昨シーズン4位)は、5/19(日)2024年度の荒川区社会人リーグ(1部8チーム)の第二節において荒川区役所(昨シーズン6位)と対戦、1-0(1-0、0-0)で勝利し、通算成績を2勝0敗とした。昨シーズンの下位チーム(4チーム)には確実に勝ち切って勝ち点3を積み上げ上位3チームとの対戦を迎えたい。※OBチームは2012年度に8戦全勝(当時は9チーム)で完全優勝して以来リーグ優勝から遠ざかっている!
[観戦記]vs荒川区役所(以下、区役所) 60分
区役所とは長く一部リーグで対戦しているが、今回の区役所のメンバーは新年度になったからか若くなっているように見えた。一方、開成OBにも卒業2~3年目のメンバーが加入し総勢16名とベンチにも余裕があったので若手OBは前半ベンチで試合を観てOBチームのプレーレベルを把握するのに努めた。
開成OBは立ち上がりからボールを握って、中央を固める区役所の両サイドへボールを繋いで相手ゴールへ迫った。最初のチャンスは前半3分、MF草川の左CKをCB山口が狙い通りファーで合わせたがミート出来ず枠を外した。15分、右サイドでの連携から、MF草川が逆サイドのFW篠原にロビングで繋ぐと篠原がナイストラップから利き足でない右足でシュート放ったが惜しくもバーの上へ。そろそろ得点が欲しいと思っていた20分、右サイドで得たFKからのこぼれ球をFW篠原が今度は利き足の左足でニアへ決めて先制した。さらに前半の内に追加点が欲しかったが、27分のFW方宇の距離のあるボレーシュートはバーに当たり1-0で前半を終了。なお、区役所の攻撃パターンはワントップにボールをぶつけてからのカウンター攻撃だけであったので開成OBは近藤/山口の両CBとGK田が連携で無難に抑え切った。
開成OBは後半開始から若手OBを3人FWとMFに投入し更なる得点を目指した。後半から入った卒業2年目のMF穐山が縦横無尽に動いてセカンドボールを拾い区役所の攻撃の芽を潰す一方で、卒業3年目のCF片岡が俊足を生かし区役所の守りの要のCBと競り合うなどして圧倒的にに攻め込むが、フィニッシュの精度を欠いてなかなかネットを揺らせない。後半15分、右サイドを抜け出してからのシュートはニアポストの当たり、20分、サイドからのボールに中央でCF片岡が粘ってシュートを放つが惜しくも枠を外れる。25分、右サイドの連係からサポートしたMF中太の左足でのナイスミドルシュートは真後ろのベンチから観ると左サイドネットに突き刺さったと思ったが区役所のGKがファインセーブで防いだ。極め付けは30分、右サイドでの崩しからPA角でボールを受けたMF中太が上手く走り込んだ同期で長くコンビを組んでいるMF草川に絶妙のヒールパスを送った。ベンチからはGKの脇をサイドキックで抜けば決まると思ったが、やはりMF草川はチップキックでGKの上を狙いバーを越した。結局、後半は攻めまくったが無得点に終わった。開成OBの得点不足が未だ解消されていない。
(文:中村会長)