OBチーム（荒川区社会人リーグ1部）は、本日（11/26）荒川区区民大会（10チーム）決勝において荒川区社会人リーグ1部の南千住サッカー広場（以下、南千住）と対戦、4-2（2-1、2-1）で勝利し、平成30年以来5年振りの優勝を果たした。

開成はBKラインのメンバーが揃わず、MFの草川や中太がBKラインに入るという変則フォーメーションであったためビルドアップからの球回しが上手く回らない。前半15分、ビルドアップのパスミスを奪われてからのシュートを決められ先制される。しかし、1分後、左サイドで持ち上がったSB中太が南千住BKラインの頭越しに上げた絶妙のクロスを走り込んだCF片岡がワントラップから押し込んで同点とした。さらに25分、南千住のGKへのバックパスを読んで詰め寄ったCF片岡がGKに倒されPKを獲得、片岡自身が決めて2-1とリードして前半を終了。後半は、リードされている南千住が前掛かりになる中、ボール奪取からのカウンターでチャンスを作るがなかなか決め切れない。後半20分、右サイドで抜け出したCF片岡のクロスからのゴール前の混戦からFW吉村が頭で押し込んで3-1としたが、25分に南千住に見事なミドルシュートを決められ再度一点差に詰め寄られる。同点を狙ってさらに攻勢を掛けた南千住であったが、開成は試合終了間際のショートカウンターからFW平尾が抜け出し左サイドネットにシュートを決め勝ち切った。

（文：中村会長）